スズケングループ=健康創造企業

創業のこころを礎に、「健康創造企業」として発展

創業者 鈴木謙三
最高顧問 別所芳樹

スズケンは医薬品卸として、1932年に愛知県名古屋市で創業しました。

創業者である鈴木謙三は「世のため、人のため」という思いから医薬品の卸売りをはじめ、どのメーカーの系列にも属さない独立系卸として、メーカーが売りたいものを売る「販売代行」ではなく、お得意さまの立場に立って、お得意さまが買いたいものをメーカーから調達する「購買代行」として事業を展開してきました。

その創業のこころを社員全員が行動に移せるようにとの思いを込め、「お得意さまに学ぶ」という言葉に託したのが最高顧問である別所芳樹です。スズケングループは、創業のこころを礎に、医薬品の開発・製造、メーカー支援、保険薬局、介護へと事業を拡大しました。その歩みはいつの時代もお得意さまの期待に応えながら、「健康創造」という事業領域において、社会のお役に立つ価値を創造してきた歴史といえます。

スズケン”の名付け親はお得意さま

実は、“スズケン”という社名は、お得意さまがつくってくれたものです。創業時の社名は「鈴木謙三商店」でしたが、お得意さまが「スズケンさん」と気軽に呼んでくださるようになり、その愛称がそのまま社名となりました。

お得意さまと信頼関係を築き、親しみをもっていただけるようになったからこそできた現在の社名。スズケングループがこれまでお得意さまから得てきた信頼の証しだと思います。

スズケングループに関わるすべての方々が「お得意さま」

スズケングループの“お得意さま”

すべての人々の健康で豊かな生活を創造すること―スズケングループは、「健康創造」を事業領域と定めています。医療と健康に関わる幅広い領域で新しい価値を創造して、社会に提供するというのが、スズケングループの果たす役割です。

スズケングループに関係のあるすべての方々を「お得意さま」と捉えており、「健康創造」領域において、私たちのお得意さまは、医療機関、保険薬局、医薬品メーカーだけでなく、医療・介護に従事される方々、患者さま、さらには地域社会にまで広がっています。お得意さまと長きにわたり築いてきた関係性という強みを生かし、100周年に向けて、これからも患者・生活者の皆さまの視点に立った様々なヘルスケアソリューションを提供する健康創造企業として社会に貢献していきます。

第3の創業期 スズケングループは「健康創造事業体」へ

スズケングループを取り巻く経営環境は想定を超えるスピードで変化しており、今まさに大きな転換期にあります。

創業者・鈴木謙三の創業を第1の創業と位置づけると、第2の創業は1997年の東証一部上場を果たした時、そして、これからの時代を「第3の創業期」として位置付けています。

スズケングループが第3の創業期として目指す「健康創造事業体」とは、これまで各事業で培ってきた機能や、協業企業のサービスを組み合わせ、新たな価値を提供する「機能総体」の発想により、患者さまの「健康創造」に貢献する、スズケングループの新しい姿です。